KISL準備室(徒然)

経理、事務とかで活用するコンピュータソフトについての自分が体験したことの回想録とシステムに対する私見の徒然
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介護保険業務ソフト(その4)

介護サービスを利用しているお年寄りに関しては、日々様々な記録を書いています。
その内容は実際記録を書く看護師や介護士だけではなく、医師やケアマネジャーも共有するものですが、手書きの記録で内容を沢山のスタッフで共有するのは不可能に近いことです。
しかし、手書きで書いた記録内容をパソコンに改めて入力するのは、はなはだ非効率的です。だからといってデータベースにせず、手書きの書類だけでは、たくさんの利用されるお年寄りの情報を把握できず、ケアでのミスや容態悪化の見過しといった問題の原因になることが予想される為、管理サイドとしては頭の痛い話になります。

レセプトソフトのメーカーも、記録を入力する為の機能をオプションで作ってはあるのですが、なかなか現場に馴染むものになっていないのがほとんど。
しかも厄介なのは、レセプトはあくまで事務なので、コンピュータソフト業者は得意な分野ですが、記録はあくまで現場のスタッフが書きます。ソフト業者の人間に看護師や介護の仕事の経験者という人はなかなかいませんので、現場のニーズに即したソフトを開発するのは難題です。

必要なのはわかってるけど、有効な手がうてない。
そうこうしてる間に、介護コンピュータソフトの業界には、新たな波が訪れてくるのでした…

その5へ続きます。

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Posted by 事務手伝いゆーたん at 2010年10月31日   05:23
Comments( 0 ) 介護保険
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